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田上明 12月に引退!社長業に専念へ 同期の小橋に続き

[ 2013年5月13日 06:00 ]

引退を表明した田上明

 11日に引退試合を行ったプロレスラー、小橋建太(46)の同期で、プロレスリング・ノアの社長を務める田上明(52)が、12月の有明コロシアム大会で引退することになった。12日、東京・後楽園ホールで「私事ですが、12月にラストマッチをして社長業に専念したいと思います」と表明した。

 田上は80年1月に大相撲の押尾川部屋に入門し初土俵を踏み、「玉麒麟」のしこ名で86年の夏場所に新十両に昇進。しかし87年に廃業し、ジャパンプロレスを経て88年1月に全日本でプロレスデビューした。1メートル92と長身を誇り、三沢光晴、小橋、川田利明と「四天王時代」を形成。「秩父セメント」「オレが田上」などユニークな技のネーミングと、ジャイアント馬場をほうふつさせる風貌とスタイルで人気を集めた。

 00年に移籍したノアでもGHCヘビー級王座を獲得するなど活躍したが、09年の三沢光晴さん急死後は社長業に追われることが多く、今年は1試合も出場していなかった。田上は「前から引退しようと思ってたけど、力皇(猛)が引退して、次かなと思ったら小橋に言われて…。今回決めました」と経緯を明かした。

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2013年5月13日のニュース