宮崎　初防衛成功「挑戦とは違って熱くなってしまった」

＜ＷＢＡ世界ミニマム級タイトルマッチ＞５ＲＴＫＯで初防衛を果たし、井岡一法トレーナー（左）、井岡弘樹会長（右）から祝福される宮崎

プロボクシング　ＷＢＡ世界ミニマム級タイトルマッチ１２回戦 ○王者・宮崎亮　ＴＫＯ（５回２分２２秒）　カルロス・ベラルデ●

（5月8日 大阪・ボディメーカーコロシアム）
　序盤は激しい打ち合いになった。ＷＢＡでは公開採点制度はないものの、４回を終えた時点で審判員がつけた点数は３８―３８の完全な互角。「セコンドに戻れば怒られてばっかりでした、（相手に）付き合うな、って」と宮崎は反省気味に振り返った。

　それでも「初防衛ということで、挑戦とは違って熱くなってしまいました」と興奮を抑えきれず笑みも。会場に詰め掛けたファンへ「僕きょうかっこ良かったですか？」と呼びかけ、大歓声を気持ち良さそうに浴びていた。