河野勝って大毅戦だ「日本で有名な選手とやりたい」
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者 河野公平―暫定王者 リボリオ・ソリス
(5月6日 大田区総合体育館)
王者の河野公平が都内で練習を公開した。減量はあと1・7キロで「100%の調整ができている」と仕上がりに自信を見せた。
V2戦もはっきり見えてきた。渡辺均会長は「できれば日本で有名な選手とやりたい」とWBA同級2位の亀田大毅(亀田)との日本人対決の可能性を探っている。前王者テーパリット・ゴーキャットジム陣営が持つオプション(興行権)が障害となるが「(河野側と亀田側の)どちらかで買い取ればいい。今後の交渉になる」と前向きに語った。
試合当日、大毅は会場で視察する意向だ。河野陣営も席を用意する予定。河野も「僕がチャンピオン。誰が相手でも思いきり行く」と前向きで「(4回KO勝ちの)前回のような試合を見せられたら最高ですね」と大毅の目の前で王者の力を見せつけるつもりだ。
夢の日本人対決へ向けて、クリアしなければならない初防衛戦。暫定王者との厳しい戦いだが「勝って2本のベルトを巻けたらうれしい。ワクワクする」と目を輝かせていた。
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