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興毅“ポンサクレック2世”倒してリベンジ実現だ

[ 2013年3月29日 06:00 ]

WBAバンタム級タイトルマッチを前に練習を公開するチャンピオンの亀田興毅(左)

WBA世界バンタム級タイトルマッチ 亀田興毅-パノムルンレック・カイヤンハーダオジム

(4月7日 大阪市ボディメーカーコロシアム)
 6度目の防衛を狙う亀田興毅(26=亀田)が“リベンジ”を誓った。対戦相手にトラブルが相次いでカードが2度変更。新たに決まったパノムルンレック・カイヤンハーダオジム(28=タイ)はやる気をかき立てる相手だ。

 10年3月にプロ唯一の黒星を喫してWBC世界フライ級王座を奪われたポンサクレックと同じプロモーターで、練習拠点も一緒。スタイルも同じサウスポーの弟分だ。この日、練習を公開した興毅は「ポンサクともう一回やりたいと思っていたけれど(引退しているため)無理やから。相手はポンサクレック2世みたいなもんやから、リベンジする気持ちでやろうと思う」と位置づけた。

 ポンサクレック戦以降、サウスポーに対する苦手意識が植え付けられた。「昔は得意やったんやけど。3年前の嫌なイメージが残っているから、いいイメージに変えたい」。この日も左構えのフィリピン人パートナーと4回のスパーリングを行うなど、計100回のスパーリングで70回はサウスポーを相手にしてきた。「サウスポー同士だから当たるパンチは増える。KOのチャンスも来る」。3年前の悪夢を払しょくするため、3戦ぶりのKO決着を目指す。

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