大毅、和毅「今年中に王者へ」３・９ダブル世界前哨戦

ダブル世界前哨戦が決まりポーズを取る亀田大毅（左）と和毅

　ボクシングの亀田ジムは亀田３兄弟の次男・大毅（２４）と三男・和毅（２１）が３月９日に横浜文化体育館で「ダブル世界前哨戦」と銘打ち、それぞれノンタイトル１０回戦を行うと発表した。

　大毅は元北米フライ級王者のファウスティーノ・クプル（メキシコ）と対戦。１１年１２月にＷＢＡスーパーフライ級タイトルマッチで負けて以降５戦目となり「これでノンタイトルはラストでしょ」と“真の前哨戦”と位置づけた。そして熱望するＷＢＡ王者の河野公平（ワタナベ）との一戦へ向け「これ終わったらやるよ」と息巻いた。

　和毅は昨年４月にＷＢＡバンタム級王者の長男・興毅に判定負けしたノルディー・マナカネ（インドネシア）とグローブを交える。「あとは世界戦のチャンスを待つだけ。今年中に世界王者になります」と３兄弟世界王者の夢実現を力強く誓った。