興毅　５度目の防衛戦へ“ＳＭ式”筋トレ披露

棒で叩き、筋肉に刺激を与える亀田興毅

亀田祭り 亀田興毅―ウーゴ・ルイス

（12月4日 ボディメーカーコロシアム）
　ウーゴ・ルイス（２６＝メキシコ）と５度目の防衛戦に臨む亀田興毅（２６＝亀田）が２１日、都内での練習を公開し“ＳＭ式”の筋トレを披露した。

　報道陣の度肝を抜いたのはミット打ちの直後だった。ミッキーマウス柄の短パンをはいた興毅が上半身裸になって直立し、後頭部に両手を回した。すると、トレーナーが直径５ミリ、長さ８０センチの鉄製の棒で腹筋と上腕二頭筋を１秒間に３発、３分間叩きまくった。その光景はまるでＳＭショー。「肉でも叩いて締めた方がうまいやろ」と笑う興毅だが、瞬く間に腹部は内出血で赤くなり、腕はみみず腫れになった。

　６階級制覇のパッキャオ（フィリピン）も行うこのトレーニングは、筋肉に電気刺激を与えて収縮運動させる電子機器と同じ効果を持つ。半年前から導入してきた興毅は「名付けてパチパチパンチ・トレ。（体を張ったネタを展開する）島木譲二もビックリやな。大好きな大阪で最高の形で締めくくる」と余裕たっぷりに勝利を誓った。