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名城が引退撤回 「恥ずかしいが一からやる」

[ 2012年11月20日 06:00 ]

現役続行を表明したWBAスーパーフライ級元王者の名城信男

 元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(31=六島)が19日、大阪市内の同ジムで会見し、「大々的に引退宣言したのに恥ずかしいが一からやるつもり。自分の中では現役復帰です」と引退を撤回した。

 「負ければ引退」と明言していた9月1日の同級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)との世界戦で敗れて王座奪回に失敗。だが、心の中では現役への気持ちを捨てきれず、生観戦した10月13日の世界スーパーバンタム級王座統一戦でがむしゃらに戦う西岡のファイトにも触発された。ジムの枝川会長や智子夫人らに相談し、理解を得られたことで現役続行を決断した。

 次戦は未定ながら「もう一度国内タイトル、東洋太平洋を獲るつもりでやる。やってもらえるなら名のある選手全員とやりたい」と目を輝かせた。

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2012年11月20日のニュース