パッキャオ まさかの判定負け…7年ぶり黒星で王座陥落
ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチが9日(日本時間10日)、米ラスベガスで行われ、世界6階級制覇の王者マニー・パッキャオ(33=フィリピン)がWBO世界スーパーライト級王者ティモシー・ブラッドリー(28=米国)と対戦し、1―2の12回判定負けで王座から陥落した。
パッキャオが打ち合いに持ち込もうとしたが、中盤からブラッドリーが巧みなボクシングでポイントを稼いだ。ジャッジの採点は2人が2点差でブラッドリーの勝ち、1人が2点差でパッキャオ勝利と割れた。
パッキャオは05年3月以来となる敗戦で、通算54勝38KO4敗2分け。2階級制覇を達成したブラッドリーは通算29勝12KO1無効試合となった。この試合で最低20億円のファイトマネーを手にしながら無冠となったパッキャオは「リマッチが組まれるのであればやりたい」と話した。
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