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和毅“世界前哨戦”TKO勝ち!デビュー23連勝

[ 2012年4月28日 06:00 ]

エルナンデスにストレートを見舞う和毅(亀田ジム提供)

 プロボクシングのWBCバンタム級シルバー王座決定戦が26日、メキシコ市で行われ、亀田3兄弟の三男でWBC世界バンタム級6位の亀田和毅(20=亀田)は10回終了TKOで、ハイロ・エルナンデス(24=メキシコ)を下し、王座を獲得。デビューからの連勝を23に伸ばした。

 両者とも、静かな立ち上がりで迎えた3回に和毅は右ストレートを決めてペースを握り、左ボディーと右クロスを狙い打ち。10回に攻勢に出ると、戦意を喪失した対戦相手は11回開始ゴングに応じられず試合終了となった。

 年内に世界初挑戦を見据える和毅は勝利の余韻に浸ることなく「世界を目指すにはまだまだ課題が残る試合だった」と反省の弁。正規王座に次ぐタイトルを獲得した和毅は「決められるところで決めておかないと、世界レベルでは何があるか分からない」と冷静に振り返った。今後はシルバー王座の防衛を重ねて世界挑戦の時を待つ。

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2012年4月28日のニュース