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週刊誌記事でナーバス…しずちゃん“敵はプレッシャー”

[ 2012年4月14日 06:00 ]

練習に汗を流す山崎(右)

 ボクシングの女子世界選手権(来月9日開幕、中国)でロンドン五輪出場権を狙うミドル級代表の山崎静代(33=よしもとクリエイティブエージェンシー)が13日、都内で日大、日出学園中、高のボクシング部と合同練習を公開した。

 ランニングやシャドーを軽快に行っていた山崎だが、30分ほどで控室に入り、練習を中断。その後、練習場から報道陣を排除し、再び練習を再開した。

 最後まで姿を見せなかった山崎に代わり、会見した梅津正彦トレーナーは「相当なプレッシャーが掛かっている」と説明。過去に脳に異常がみられたことを報じられ「聞かれることは(本人が)分かっていたし“週刊誌のことが頭を離れない。集中できない”と訴えていた」(梅津トレーナー)ことが、ナーバスになった理由という。

 16日に精密検査を行い、17日にはあらためて大阪市内で会見を行う予定だが、梅津トレーナーは「今は全てクリアになっている」と問題なしを強調した。その一方で、五輪出場権へ向けての重圧は増しており“心”という新たな問題も露呈した。

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2012年4月14日のニュース