興毅“５億円の男”へ！まずはＶ４戦、完勝ノルマ

トレーナーのミットめがけて速射砲のようにパンチを打ち込む亀田興毅

ＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチ 亀田興毅ＶＳノルディー・マナカネ

（4月4日 横浜アリーナ）
　ＷＢＡ世界バンタム級王者・亀田興毅（２５＝亀田）が２４日、将来的に年俸５億円を目指すことを明かした。この日、昨年の年俸が世界戦３試合で９０００万円だったことを公表し、「みんな俺が稼いでると思ってるけどこんなもんや。もっと稼がなあかん」と現状打破を誓った。

　ファイトマネーはボクサーにとって最大の魅力。フィリピンでは１試合で約２０億円稼ぐ６階級制覇王者マニー・パッキャオに憧れ、ボクシング人口が増え続けているという。次世代に夢を与えるためにも、亀田興毅は年俸５億円ファイターになることを宣言。そのステップとして今年の目標額を年俸１億円に設定した。

　この日は都内のジムで練習を公開し、Ｖ４戦に向けて好調をアピール。「序盤から圧倒していかんと問題や。問題中の問題や」と、自らに完勝という厳しいノルマを課した。