黒田「生き残れた」ドロー判定で3度目防衛成功
日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦
(3月12日 後楽園ホール)
黒田雅之(川崎新田)が三者三様のドロー判定で3度目の防衛を果たした。
判定のコールで黒田の防衛が告げられると、かすかなブーイングと田口良一(ワタナベ)コールが会場に響いた。薄氷防衛を果たした王者は「次につなげるためにも何でもいいから勝ちたかった」と話した。4回までジャッジ2人が黒田にフルマーク。中盤はポイントを分け合ったが、ラスト3回は1ポイントも奪えず顔を赤く腫らし終了のゴングで苦笑いした。田口の号泣する声が聞こえてくる中、黒田は「生き残れた」と安どした。
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