山中マタドール 「闘牛」にゴッドレフト突き刺す!
▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ
(4月6日 東京国際フォーラム・ホールA)
マタドール(闘牛士)になって“ダル封じ”だ!強豪ビック・ダルチニャン(36・オーストラリア)と初防衛戦を行う山中慎介(29・帝拳)が6日、東京都内のジムで練習を行った。
6日(現地時間)から10日間の日程で実施するハワイ合宿では計200キロを走り込み下半身を徹底強化する。「闘牛」の異名を持つダルチニャンはロープに突っ込むほどの勢いで突進し、KOを量産する超危険なファイター。ビデオを見て研究を重ねる王者は「やっぱりこれですよね」と自らが横に動いてマタドールをマネてみせた。鼻息荒く突進してくる相手だけに、「真っすぐ下がってしまっては危険。サイドの動きが重要になる」と対策をイメージしている。
「いつもより最初は足が重要になる。そこを意識しながら走りたい」。序盤はサイドステップで突進をかわし、疲れを見せた闘牛に乾坤一擲(けんこんいってき)の“ゴッドレフト”を突き刺す。
続きを表示