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山中マタドール 「闘牛」にゴッドレフト突き刺す!

[ 2012年2月7日 06:00 ]

ハワイ合宿の出発直前に帝拳ジムで練習をした山中(左)と粟生

▽WBC世界バンタム級タイトルマッチ 

(4月6日 東京国際フォーラム・ホールA)
 マタドール(闘牛士)になって“ダル封じ”だ!強豪ビック・ダルチニャン(36・オーストラリア)と初防衛戦を行う山中慎介(29・帝拳)が6日、東京都内のジムで練習を行った。

 6日(現地時間)から10日間の日程で実施するハワイ合宿では計200キロを走り込み下半身を徹底強化する。「闘牛」の異名を持つダルチニャンはロープに突っ込むほどの勢いで突進し、KOを量産する超危険なファイター。ビデオを見て研究を重ねる王者は「やっぱりこれですよね」と自らが横に動いてマタドールをマネてみせた。鼻息荒く突進してくる相手だけに、「真っすぐ下がってしまっては危険。サイドの動きが重要になる」と対策をイメージしている。

 「いつもより最初は足が重要になる。そこを意識しながら走りたい」。序盤はサイドステップで突進をかわし、疲れを見せた闘牛に乾坤一擲(けんこんいってき)の“ゴッドレフト”を突き刺す。

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2012年2月7日のニュース