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東京五輪金メダリスト サウスポーの桜井氏死去

[ 2012年1月11日 12:18 ]

1964年10月、東京五輪のボクシング・バンタム級決勝で韓国の鄭選手(左)と対戦する桜井孝雄さん

 1964年東京五輪で今も日本ボクシング界唯一となる金メダルをバンタム級で獲得した桜井孝雄(さくらい・たかお)氏が10日、死去した。70歳。千葉県出身。日本ボクシングコミッションによると、葬儀・告別式など詳細は非公表。

 千葉・佐原一高(現佐原高)でボクシングを始め、全国高校総体で優勝。技巧派のサウスポーとして知られ、中大4年時の東京五輪で優勝した。65年に三迫ジム所属でプロデビューし、22連勝。満を持して68年7月に世界バンタム級王者、ライオネル・ローズ(オーストラリア)に挑んだが、判定で敗れた。69年には東洋王座を獲得し、2度防衛した後に引退した。プロ戦績は32戦30勝(4KO)2敗。

 引退後は東京・築地のジムで会長を務めた。

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2012年1月11日のニュース