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出血止まらず…向井 開始わずか47秒で負傷引き分け

[ 2011年12月24日 06:00 ]

1回、偶然のバッティングで眉間をカットし、顔をしかめる向井

 プロボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチが23日、バンコクで行われ、同級15位・向井寛史(26=六島)は王者・ポンサクレック・ウォンジョンカム(34=タイ)に挑戦したが、開始早々にバッティングで右目上をカットし、出血が止まらず1回47秒で負傷引き分けとなった。

 日本ジム所属の日本人選手による海外での世界挑戦は34戦連続で失敗となった。向井は試合後すぐに救急車で搬送され、眉間から右眉にかけて8針縫合。「(王者の)パンチは速くなくて重くもなかった。いけると思った矢先で…。まさかですよ」と無念をにじませた。枝川会長はその場で王者陣営に再戦を要求し、前向きな感触を得たという。

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2011年12月24日のニュース