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前Sバンタム級世界王者の下田 判定で復帰戦飾る!

[ 2011年12月3日 21:48 ]

約5カ月ぶりの再起戦で、判定勝利したWBAスーパーバンタム級前王者の下田昭文

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級の前チャンピオン、下田昭文(帝拳)が3日、東京・後楽園ホールで約5カ月ぶりの再起戦となるノンタイトル10回戦に臨み、東洋太平洋フェザー級の前王者ジョネル・アリビオ(フィリピン)を3―0の判定で下した。27歳の下田の戦績は28戦24勝(10KO)3敗1分け。

 王座から陥落した7月の初防衛戦以来の試合で、下田は速さで圧倒したがダウンは奪えなかった。「負けたら終わりと思って慎重になりすぎた」と反省する一方で「勝ったから次につながる。全てを糧に前に進みたい」と意欲的に話した。

 帝拳ジムの本田明彦会長は世界再挑戦について「また自信がつくまで何試合かやらせてから。最低でも1年ぐらいはかかるだろう」と語った。

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2011年12月3日のニュース