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引退正式表明 内藤「亀田兄弟がいたからここまで強くなれた」

[ 2011年11月13日 17:46 ]

正式に現役引退を表明した元WBCフライ級チャンピオンの内藤大助

 ボクシングの元WBC世界フライ級王者・内藤大助(37)=宮田=が13日、東京都内で正式に現役引退を表明し「すっきりしている。まさか世界チャンピオンになれると思わなかったし、よくやってきたと思う」と、時折笑みを交えながら語った。

 約2カ月前に引退を決断した。2009年11月に6度目の防衛戦に失敗し、王座を譲った亀田興毅(亀田)が階級を上げるなどした。そのために再戦を果たせず「体力的には自信があったが、モチベーションが上がらなかった」と説明した。

 07年10月の初防衛戦で亀田大毅(当時協栄)に悪質な反則行為を受けるなど、亀田兄弟と因縁深かったが「彼らがいたからここまで強くなれた」と話した。

 今後はタレント活動とともに、少年時代にいじめを受けた経験を生かして講演活動などを行う予定。

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2011年11月13日のニュース