「これからは俺の時代」大毅　亀田祭りで２階級制覇に挑戦

フィリピン合宿のスパーリングで得意の左ボディーを打ち込む亀田大毅

　亀田ジムは１０日、亀田３兄弟の次男でＷＢＡ世界スーパーフライ級１位の亀田大毅（２２）が、１２月７日の亀田祭り（大阪府立体育会館）で同級王者のテーパリット・ゴーキャットジム（２２＝タイ）に挑戦することを発表した。

　ＷＢＡフライ級に続く２本目のベルトを視界に捉えた大毅は「相手は強いチャンピオンだけど、これからは俺の時代。地元・大阪の皆さんの前で王者に勝って２階級制覇を達成したい」とコメントを発表した。テーパリットは身長１メートル６２の低い位置から破壊力ある右強打を武器とする右ボクサーファイター。

　当初、大毅は新王者・清水智信（金子）との対戦を熱望していたが、清水が王座奪取した試合後に眼窩（がんか）底骨折であること判明。清水陣営はＷＢＡに休養届を提出した。そして６日からウクライナで行われた総会で休養王者となった清水に代わり、暫定王者テーパリットが正規王者に認定された。