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内山 大みそかに暫定王者と統一戦 細野は2度目の世界挑戦

[ 2011年10月30日 18:42 ]

ダブルタイトルマッチ発表記者会見でポーズをとる内山高志(右)と細野悟

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)が、12月31日に暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)との王座統一戦に臨むことが決まり、30日に主催者が発表した。会場は横浜文化体育館が予定されている。WBAフェザー級10位の細野悟(大橋)が同級王者セレスティノ・カバジェロ(パナマ)に挑む一戦とのダブルタイトルマッチとなる。

 1月末の3度目の防衛戦で右手を負傷した内山にとっては復帰戦。11月で32歳になる王者は世界戦4連続KO勝利中で「手は完璧だし、早く試合がしたい。大みそかをボクシングで盛り上げたい」と気合を入れた。戦績は内山が17戦全勝(14KO)、32歳のソリスが40勝(29KO)3敗2分け1無効試合。

 福島県いわき市出身で来月に28歳となる細野は昨年1月にWBAスーパーバンタム級戦で判定負けして以来の世界挑戦。「チャンスをいただけた。チャンピオンになりたい」と話した。戦績は21勝(15KO)1敗。

 35歳のベテラン王者カバジェロは10月にスーパーバンタム級に次ぐ2階級制覇を達成。今回が初防衛戦となる。戦績は35勝(23KO)4敗。

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2011年10月30日のニュース