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新王者・八重樫ぶち上げた!井岡と統一戦「やりたい」

[ 2011年10月26日 06:00 ]

一夜明け会見で笑顔の(左から)大橋会長、八重樫、松本トレーナー

 プロボクシングのWBA世界ミニマム級新王者となった八重樫東(あきら、28=大橋)が王座奪取から一夜明けた25日、横浜市内の大橋ジムで会見し、WBCの同級王者・井岡一翔(22=井岡)との統一戦を熱望した。

 八重樫は「ボクシング界も盛り上がるし、カード的には申し分ない。やりたい」と、早くも気持ちを高ぶらせた。前夜は帰宅後に彩夫人(27)からねぎらいの言葉をかけられたそうで「“お疲れさん”と言われてうれしかった。3時間ぐらいしか寝てないが、目が覚めても実感がない。タフな試合だったんで、疲れはあります」と心境を明かした。

 師匠の大橋秀行会長(46)も現役時代に失った同じベルトを愛弟子が奪還したことに感無量の様子。「WBCの緑色のベルトはリカルド・ロペスに奪われているので、それも八重樫に奪還してほしい」と期待を寄せた。

 井岡陣営は年末に予定している防衛戦後に階級を上げることも示唆しているが、大橋会長はもう一つのベルト奪還に意欲的。「最軽量級でKOして世界チャンピオンになる例はあまりない。似たような試合を続けて1回、2回と防衛をすれば統一戦も具体的に見えてくる」と前向きだった。

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2011年10月26日のニュース