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王者ホプキンス“復権”防衛 ビデオで相手の反則発覚

[ 2011年10月22日 06:00 ]

王者・ホプキンス(右)がローソンに倒された問題の場面

 プロボクシングのWBCは20日、ロサンゼルスで行われた世界ライトヘビー級タイトルマッチ(15日)の結果を覆し、2回TKOで王座を失ったバーナード・ホプキンス(46=米国)のテクニカル・ドロー(負傷引き分け)による初防衛を認めた。

 問題の場面は2回。残り18秒に元王者で挑戦者のチャド・ドーソン(29=米国)が左手でホプキンスの右足を持ち上げそのまま押し倒した。ロープ際で倒れて左肩を痛めたホプキンスは試合続行不可能となったが、レフェリーは「反則ではない。TKOだ」としてドーソンの勝利を宣告。しかしWBCはビデオでチェックした結果、「故意に押して体を持ち上げている」としてドーソンの違反行為を認めた。

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2011年10月22日のニュース