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西岡、次戦は“パッキャオ2世”最強挑戦者

[ 2011年10月3日 06:00 ]

西岡・マルケス戦を視察したドネアはファイティングポーズ

王者・西岡V7達成

 西岡の次戦の対戦相手に浮上しているWBC、WBO世界バンタム級王者ノニト・ドネア(28=フィリピン)が7度目の防衛を果たした王者に挑戦状を叩きつけた。

 ドネアは試合前に「僕はこの試合の勝者とやるから見極めにきた。マルケスは経験があるけどスピード、パワー、自信で上回る西岡が勝つと思う」と予想したが、結果はズバリ的中。22日に米ニューヨークで防衛戦を行う予定で、防衛成功後には王座を返上し西岡戦に備える青写真だ。

 ドネアの戦績は28戦27勝(18KO)1敗。今年2月には、長谷川穂積を破って王座を統一したモンティエルを2回KOで一蹴したことで一躍名をとどろかせた。西岡との対戦が実現すれば、マルケス戦以上の注目が集まることは必至で、「僕と西岡が対戦すればフィリピーノ・フラッシュ対スピードキングの戦いだ。サムライ同士のように剣を抜く一瞬のスピード勝負になる」と鼻息も荒い。試合後は「西岡は頭と足をうまく使って、マルケスの単調なボクシングを見切った。右の使い方、踏み出しの角度も良かった。非常に対戦したい。実現すれば凄く良い試合になる」と“パッキャオ2世”は目を輝かせていた。

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2011年10月3日のニュース