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石井、9カ月ぶり復帰戦…えっ“不可解”ドロー

[ 2011年9月16日 06:00 ]

 北京五輪柔道100キロ超級金メダリストでプロ格闘家の石井慧(24=アイダッシュ)は14日(日本時間15日)、ブラジル・アマゾナス州マナウスで行われた新団体アマゾン・フォレスト・コンバット(AFC)旗揚げ戦に出場し、不可解な判定に泣いた。

 元WEC王者のパウロ・フィリォ(33=ブラジル)と対戦。1Rから積極的に打ち合うなど、昨年大みそかのDynamite!!以来9カ月ぶりの復帰戦ながら動きはよかった。右フックで相手の左目の上をカットさせ、テークダウンこそ奪えないものの、自分のペースで試合を運んだ。勝利は確実とみられていたが、判定はまさかのドロー。館内からは大ブーイングが巻き起こった。

 今年初の総合の試合がドローとなった石井は「自分も失敗したが、相手は金網の使い方がうまかった。悔しい」と“アウェーの洗礼”に唇をかんだ。それでも、久しぶりの金網マッチでも違和感はなく「調子が良くて今までで一番の本気のどつきあいをした」と打撃の進化に手応えをつかんだ。次戦は未定だが「また練習して頑張ります」と出直しを誓っていた。

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2011年9月16日のニュース