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清水、小差判定でWBAスーパーフライ級新王者に

[ 2011年8月31日 19:17 ]

チャンピオンに判定勝ちし、ガッツポーズする新王者の清水智信

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は31日、東京・日本武道館で行われ、挑戦者で同級7位の清水智信(金子)がチャンピオンのウーゴ・カサレス(メキシコ)を2―1の判定で破り、新王者となった。

 30歳の清水は3度目の挑戦で世界王座に就いた。戦績は23戦19勝(9KO)3敗1分け。5度目の防衛に失敗した33歳のカサレスの戦績は44戦35勝(25KO)7敗2分けとなった。

 ▼清水智信の話 ベルトを巻いて、やっと夢がかなったという気持ちになった。途中でカサレスが前に出てきて、今までの自分だったらのまれていた。接近戦の練習が実った。

 ▼カサレスの話 自分は勝ったと思った。判定には驚いた。あまりに多すぎるバッティングで、試合を組み立てられなかった。

 ◆清水 智信(しみず・とものぶ)福井・北陸高から東農大に進み、アマチュアで活躍後に04年3月プロデビュー。07年4月、世界初挑戦で世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者ポンサクレック(タイ)に7回TKO負け。08年7月にはWBCフライ級王者の内藤大助(宮田)に挑戦したが、10回KO負けした。右ボクサーファイター。戦績は23戦19勝(9KO)3敗1分け。30歳。福井県出身。

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