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ヒールなのに大声援 棚橋流血させた矢野「挑戦させてみろバータレ」

[ 2011年8月14日 09:15 ]

棚橋を下し、「今まで待たされ過ぎたんだバカヤロー!」とIWGPベルト挑戦をアピールした矢野

 新日本プロレスの「G1 CLIMAX」第9日は13日、東京・後楽園ホールで行われ、メーンでは矢野通(33)がIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)を下す波乱。勝ち点を10に積み上げ、優勝決定戦進出へ望みをつないだ。

 聖地に大ブーイングが渦巻いた。矛先はヒール軍団「CHAOS」の矢野ではなく王者棚橋。Aブロック単独首位の棚橋が勝てば最終日を前に優勝決定戦進出が決まってしまうため、それではおもしろくないと思った観客は「ヤノ!トー!ル!」コールでヒールを後押しした。

 追い風に乗った矢野は2度のハイフライフローを自爆させるとイス攻撃で流血に追い込み、最後は鬼殺しと鏡割でマットに叩き付けて3カウント。王者に土をつけた矢野は試合後、「怖くなかったら挑戦させてみろ、バータレ!今まで待たされ過ぎたんだバカヤロー!」と叫び、ベルト挑戦を要求した。

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2011年8月14日のニュース