敵地米国で初防衛戦…下田「ベルト剥ぎ取る」
7月9日に日本人世界王者で初めて米国本土での防衛戦に臨む世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級チャンピオンの下田昭文(帝拳)が28日、最終調整先のネバダ州ラスベガスに向かうため成田空港を出発し「挑戦者として闘う。王者としてではなく、相手のベルトを奪い取る、剥ぎ取るくらいの決意で臨む」と強い意気込みを語った。
ニュージャージー州アトランティックシティーで同級1位のリコ・ラモス(米国)の挑戦を受ける。1月に奪取した王座の初防衛戦は敵地で、19戦全勝の強敵が待ち受ける。下田は日焼けサロンで肌を焼き、金髪に染めるなど気合は十分。「ブーイングが出るくらいがちょうどいい。負けん気の強さを見せる」と言葉に闘志をにじませた。
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