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“ポスト内藤”粉川がポンサクレックに世界初挑戦

[ 2011年5月22日 06:00 ]

ポンサクレックへの世界初挑戦が決まった“ポスト内藤大助”粉川拓也

 “ポスト内藤大助”が世界初挑戦する。WBC世界スーパーフライ級9位・粉川拓也(26=宮田)が7月1日、WBC世界フライ級王者ポンサクレック(タイ)にタイで挑戦することが21日、分かった。

 今月初旬に宮田ジムの宮田博行会長から世界挑戦を知らされた粉川は「うれしい。内藤先輩が負けたこともある強い王者だけど、勝つことしか考えてない」と気合十分。宮田会長は「すでにプランはできている。苦しい戦いになると思うが頑張ってほしい」と話した。王者陣営とはすでに契約を済ませており、現在スーパーフライ級の粉川は来月にもフライ級の世界ランカーとなる予定。新王者誕生となれば09年11月、当時WBC世界フライ級王者だった内藤大助が失った“同じベルト”を同ジムにもたらすことになる。

 ◆粉川 拓也(こがわ・たくや)1985年(昭60)4月5日、東京都墨田区生まれの26歳。05年6月、デビュー戦で4回判定勝ち。10年10月、東洋太平洋スーパーフライ級王座獲得。通算17勝10KO1敗。1メートル65・0、右ボクサーファイター。

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2011年5月22日のニュース