井岡成長見せた！八重樫実感「パワー違った」

スパーリングを終え相手を務めた日本チャンピオン・八重樫東（左）と取材に応じる井岡一翔

　ボクシングのＷＢＣ世界ミニマム級王者・井岡一翔（２２＝井岡）が１８日、神奈川県内のジムでＷＢＡ世界同級３位・八重樫東（２８＝大橋）とのスパーリングを行った。

　東農大在学中に当時、同級東洋太平洋王者だった八重樫とスパーリングを行って以来の“再戦”に井岡は「昔との違いを感じたい」と手数で圧倒し、成長した姿を見せつけた。八重樫は「昔はひ弱だったけど、パワーが違った」と話した。

　７月下旬から８月上旬を予定している初防衛戦に向け、井岡は「東日本大震災後初だし、僕の試合を楽しみにしている人を元気づけたい」と抱負を語った。