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内山が本格練習再開 次の防衛戦は「秋ごろ」

[ 2011年5月9日 18:22 ]

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級王者で、1月末の3度目の防衛戦で右手を負傷しながら勝利した内山高志(ワタナベ)が9日、東京都内のジムで右手を使った本格的な練習を再開した。順調な回復ぶりで、次の防衛戦の今秋開催へ意欲を示した。

 三浦隆司(横浜光)とのタイトルマッチで右人さし指と中指の付け根部分を脱臼。2月9日に手術を受けた後はロードワークや左手1本での練習を行ってきた。「1割程度」(内山)の力ながら得意の右ストレートを負荷の少ない道具に打ち込む練習やサンドバッグ打ちをこなして「順調によくなっている」と充実した表情だった。

 渡辺均会長は4度目の防衛戦について「白紙」としたが、内山は「夏すぎ、秋ごろにはやりたい」と話した。

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2011年5月9日のニュース