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石井の相手は柴田「なんでここにいるのか…」

[ 2010年11月8日 06:00 ]

試合消滅の危機にあった石井(左)だったが前日会見前に対戦相手がやっと柴田に決定

 8日のK―1ワールドMAX世界王者決定トーナメント決勝戦に参戦する石井慧(23=アイダッシュ)の相手が“狂拳レスラー”柴田勝頼(30=ラフター7)に決まった。前日にナンセンの体調不良による欠場が決まり、急きょカード変更となった。

 柴田は98年に新日本プロレスに入門し07年にHERO’Sで総合格闘技デビュー。昨年大みそかの戦極(現SRC)との対抗戦では柔道OBの泉と戦った(判定負け)経験豊富な格闘家だ。ただ、柴田は「なんでここにいるのかなと思う。12時間前には全く考えていなかった」と戸惑いを隠せず。石井は「自分の力を精いっぱい出して頑張る。昔からプロレスで見ていた人と試合ができるのはうれしい」と対戦相手が決まったことを前向きにとらえていた。

 ◆柴田 勝頼(しばた・かつより)1979年(昭54)11月17日、三重県桑名市生まれの30歳。98年に新日本プロレスに入門。メキシコ遠征などを経て現在のエース棚橋、中邑とともに「新・闘魂三銃士」と呼ばれた。船木誠勝とARMSを結成したが、船木のプロレス復帰で09年から桜庭のラフター7に移籍。1メートル83、84キロ。

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2010年11月8日のニュース