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“メキシコ人キラー”西岡がV3に自信

[ 2009年10月2日 06:00 ]

スパーリングを公開した王者・西岡利晃

 ダブル世界戦(10日、代々木第2体育館)に臨むWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(33=帝拳)が1日、東京・新宿区の帝拳ジムで公開スパーリングを行った。挑戦者のイバン・エルナンデス(26)は日本人ボクサーが不得意とするメキシコ人だが、メキシコ人には世界戦を含む6戦全勝と相性がいいだけに「やりやすいですね」と3度目の防衛に自信を見せた。

 日本フェザー級王者・松田直樹(帝拳)との3ラウンドのスパーリングでは得意の左ストレートだけでなく、種類の多い右ジャブなどを披露した。「(右は)前回よりも良くなった。左を生かすための右」と話した。

 帝拳ジムの浜田代表は「根性スタイルの日本人は、柔軟性のあるメキシコ人はやりにくい」と言うが、西岡は「相手の上をいく頭の良さがある。それを支えるのが右」と説明。多彩な右を相手に意識させてから得意の左で倒す作戦を明かした。

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2009年10月2日のニュース