石井 今度はロシアでヒョードルに弟子入り
米格闘技界入りを目指す北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(23=国士舘大)は18日、都内で会見し6月中旬からロシアで修業するプランを明かした。
約2カ月間のブラジル修業を終えて16日に帰国した石井は「(ブラジル出身で日系の総合格闘家)LYOTOさんの打撃は経験したことがないもの。歯が立たなかった。ハイキックでアゴが外れた」と苦笑いしながらも「蹴りも出せるようになり自信が出てきた」と手応えを口にした。
体重も8キロ減の102キロに絞り、着々とデビューへ向けて調整が進む。今後は「1カ月ぐらい日本で調整したらヒョードルのところに行きたい」と6月にも“60億分の1”と言われるエメリヤーエンコ・ヒョードルの下へで練習する予定だ。
「宮本武蔵のように自分は師を持たない考え。いろいろなところで練習して吸収したい」とどん欲な石井だったが「揺るぎない目標は総合格闘技で世界王者になってハリウッドスターになりたい」と最後は笑わせていた。
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