ソフトバンク 牧原大成「全力で行くだけ」任せろ!!27日開幕戦で日本ハム伊藤大海撃ち

[ 2026年3月25日 06:00 ]

フリー打撃を行うソフトバンク・牧原大(撮影・成瀬 徹)
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 ソフトバンクの牧原大成内野手(33)が24日、侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を共に戦った日本ハム・伊藤大海投手(28)とぶつかる開幕戦へ意気込みを語った。通算19安打は対伊藤としては西武・源田と並びトップタイの“キラー”。昨季は育成出身初の打率3割到達で首位打者タイトルを獲得したが「ゼロからです」と肩書を意識せず、新たな開幕に挑む。

 本拠地開幕まで残り3日に迫っても牧原大は普段通りだった。全体練習の守備ノックでは二塁の定位置で川瀬、庄子、広瀬隆、野村と軽快に動いた。フリー打撃は43スイングで6本の柵越え。当たり前のようにバント練習もこなし、引き揚げた。高卒16年目の開幕へ「いつも通りですね」と落ち着いている。

 WBCに挑んだ日本代表に2大会連続で選出。8強に終わった井端ジャパンでは内外野を守るユーティリティーとして4試合に出場した。4打数1安打で帰国。20日広島戦からオープン戦3試合に出場。8打数1安打だったが「まったく別の試合」と結果は意に介さず。自然体でいる。

 27日の開幕戦で対戦する日本ハムの先発は、侍ジャパンでも共闘した伊藤だ。ベネズエラ戦で被弾した右腕が降板する際、ベンチを飛び出して声をかけたのが牧原大だった。話題となったシーンだが、その記憶もゼロに戻している。「もう何を言ったのか忘れました」。気持ちはとっくに切り替わっている。

 堂々たる“伊藤キラー”として二塁手での開幕スタメンが濃厚。通算対戦成績は66打数19安打。打率・288。通算安打数は12球団では西武・源田と並んで最多だ。「本当にいいピッチャーなんで全力で行くだけですね」。23年は12打数6安打で打率5割も記録するなどシンプルな力勝負を挑むことが、好成績につながっている。

 23、24年は二塁で開幕スタメンだったが昨季、ダウンズにその座を奪われて途切れた。ただ、そこから初規定打席到達に加え育成ドラフト出身者初の首位打者と悔しさをバネにした。「それはもう関係ないです。また別物なので、またゼロからです。昨年は(開幕戦に)出ていないので出たら頑張るだけ」。

 昨季の歓喜、今春の後悔に剛腕との相性まですべて「ゼロ」にリセットした。静かに熱く心を燃やす男はリーグ3連覇、日本一連覇へ向けてスタートする開幕戦のキーマンになりそうだ。
 (井上 満夫)

 ○…牧原大(ソ)は伊藤(日)と5シーズン合計66打席対戦したが、打数も同数だ。つまり四死球ゼロ。牧原大は早打ちの傾向が強く、首位打者に輝いた昨季も四死球は10(四球7、死球3)と極端に少なかった。伊藤は昨季、196回2/3を投げて与四球は29と極端に少ない。両者の特徴が数字にも表れている。直近3年の対戦に限れば42打数14安打の打率・333と年々、対戦成績は上がっている。

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