オリックスの2メートル13右腕ショーン・ジェリー NPB史上最長身先発へ 5回無失点で開幕ローテ当確

[ 2026年3月18日 05:45 ]

オープン戦   オリックス2―1広島 ( 2026年3月17日    京セラD )

<オ・広>5回、マウンドに集まるジェリー(中央)らオリックスナイン(撮影・後藤 大輝)
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 オリックスのジェリーが5回3安打無失点でオープン戦トップの3勝目を挙げ、開幕先発ローテーション入りに当確ランプをともした。

 初回に2死一、三塁を背負ったが、ファビアンを一邪飛に仕留めて切り抜けると、3回と5回の1死二塁も後続をピシャリ。前回10日のロッテ戦(ZOZOマリン)で3回を投げ失策絡みの1失点を記録したが、オープン戦は3試合、計12回を投げ自責0、防御率0・00と安定感抜群だ。

 「千葉では先頭打者を塁に出すことが多かったですし、カウントも悪く、苦しい場面が多かった。そこは改善できた」

 NPB現役最長身の2メートル13ながら、投球スタイルは繊細。丁寧にボールを低めに集め、大崩れする気配が全くない。この日最速146キロの直球にツーシーム、カットボールなどを交え、芯を外したファビアンとモンテロのバットをへし折った。

 日本での生活にもすっかり慣れてきた。16日には来日当初から望んでいた大相撲観戦が実現。「毎日野球で身体能力の高い選手をたくさん見ているけど、普段見ているのと違う身体能力のすごさを間近で見ることができた」。自身とは別ベクトルの巨漢の躍動に大いに刺激を受けた。

 岸田監督は報道陣の問いかけに「そう(開幕ローテ入りへ前進)ですね」と内定を示唆。公式戦で先発すれば97年ヒルマン(巨人)、02年ターマン(横浜)の2メートル8を超えるNPB史上最長身先発記録で、勝てば96年ヒルマン(ロッテ)の2メートル8を抜く同最長身勝利記録も更新する。「どこで投げてもチームの勝利に貢献するのが自分の役割」。涼しげな口調に頼もしさが漂った。 (石塚 徹)

 ≪最長身先発勝利は2メートル8≫
 ○…ジェリー(オ)の身長2メートル13は現役NPB選手最長身で、歴代でも14年楽天所属の投手・ファンミルの2メートル16に次ぐ2番目になる。ファンミルは14年に救援7試合で0勝1敗、同年オフに退団。ジェリーが先発登板、さらに勝利を挙げれば、NPB最長身記録を更新する。なお現時点での先発投手の最長身はヒルマン(95、96年=ロ、97年=巨)とターマン(02年=横浜)の2メートル8。勝利は前出ヒルマンのロッテ時代96年8月30日、西武戦での完投勝利が最新。

 ◇ショーン・ジェリー 1997年5月7日生まれ、米ミネソタ州出身の28歳。ケンタッキー大から18年ドラフト2巡目(全体45番目)でジャイアンツと契約。22年5月6日のカージナルス戦でメジャーデビュー。通算93試合7勝8敗0セーブ、防御率5・11。メジャーでは救援投手で先発登板は25年6月15日のドジャース戦のみ。2メートル13、113キロ。右投げ右打ち。

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