阪神・嶋村麟士朗が支配下契約 背番85「ここからがスタート。甲子園のお立ち台にも立ちたい」

[ 2026年3月12日 05:15 ]

オープン戦   阪神4―1西武 ( 2026年3月11日    甲子園 )

支配下契約を結んだ阪神・嶋村(撮影・岸 良祐) 
Photo By スポニチ

 育成2年目だった嶋村が、支配下契約を勝ち取った。11日に契約金1000万円、年俸420万円(金額は推定)でサイン。背番号も「128」から、四国・高知時代からの同僚でもあるドリスが昨年背負った「85」に変更が決まった。

 「ここからがスタート。高い向上心でプレーして、開幕1軍を目指し、甲子園のお立ち台にも立ちたい」

 夢にまで見た2桁背番だった。前日10日の試合後に内示を受け、高知の両親も泣いて喜んでくれた。だが、ここがゴールではない。支配下からの三段跳びで、勝利に貢献し、ヒーローになるまで、努力と準備は決して惜しまない決意だ。

 名門・高知商出身では唯一の現役選手。四国・高知も経ており、いずれも藤川監督の後輩にあたる。「自分にとっては大きな縁もある。もっと認めてもらえるように、しっかり場数を踏んでいきたい」。シーズンで指揮官の期待に応えることを、恩返しとする。

 福井工大を中退し、練習生で四国・高知に入団。苦労人は、目の前に立ちはだかる壁を乗り越えることに全力を尽くしてきた。開幕約2週間前の昇格。竹内孝行球団副本部長は「左の代打も含め、1軍戦力として期待できると判断した」と昇格理由を説明した。

(無安打も/) 「128」のまま臨んだ西武戦では、同期の工藤から「ユニホーム間違えてるぞ」と冷やかされたが、スコアボードも選手紹介のアナウンスも「85」になった。ただ気合が空回ったのか、試合は2打数無安打に終わった。

 「まだまだ。捕ってから遅かったりワンバウンドを投げて3盗塁されたから」と嶋村。本当の勝負は、これからだ。 (鈴木 光)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年3月12日のニュース