阪神・ラグズデール 来日“初勝利”「全体的にいい内容」 3盗塁献上も藤川監督「いい課題出た」

[ 2026年3月12日 05:15 ]

オープン戦   阪神4―1西武 ( 2026年3月11日    甲子園 )

<神・西>初回、渡部から三振を奪ったラグズデール(撮影・岸 良祐) 
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 開幕先発ローテーション入りを狙う新外国人投手の阪神・ラグズデール(ブレーブス)が西武とのオープン戦に先発し、4回3安打1失点と好投。6三振を奪い、甲子園で来日“初勝利”を手にした。

 「守備に助けられたところもありますし、それでリズムに乗れた部分もあるので、全体的にいい内容で、いい投球ができて楽しめてよかったです」

 持ち味とする落差の大きいカーブが、効果を発揮した。最速153キロを計測した直球に織り交ぜることで緩急を駆使。6奪三振中4個を130キロ前後のカーブで奪った。「カーブは良かったと思います。投げたいところに投げられました」。カーブの存在が140キロ前後のカットボール、スプリットも際立たせた。2―0の4回1死二塁でネビンに左前適時打を浴びて1点こそ失ったが、最後はカナリオを151キロ直球で空振り三振に斬り、力強さも誇示した。

 一方で、課題も浮き彫りとなった。この日は一塁けん制を一度も入れず、結果として3盗塁を献上。ただ幸いにもまだシーズン開幕前。改善の時間は残されている。右腕は「もう、あんなふうに走られないように気をつけたい」と前を向いた。

 藤川監督は3盗塁を許した原因を「投手ですね」ときっぱり。ただ断罪ではない。「いい課題も出たし、順調だと思います。問題ない。大丈夫。健康であれば常に学べるので、間に合うと思いますけどね。きっちりと」と背中を押した。

 伊原、伊藤将らとの開幕先発ローテーション6番手争いは、熾烈(しれつ)を極める。ライバルたちも結果を残す中、球団史上最長身右腕も存在感を示した。「もちろん、(開幕ローテ入りは)目標の一つ。どんどん貪欲に学んでいきたい」。実力は申し分ない。あとは“追試”とも言える次回登板で課題を克服できていれば、開幕ローテ最後のイスが見えてくる。 (山手 あかり)

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