【侍ジャパン】槙原寛己氏 負担減らしリスク分散…井端流感じたリリーフ陣の人選

[ 2026年1月27日 05:30 ]

フォトセッションでガッツポーズする井端監督(撮影・沢田 明徳)
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 【槙原寛己 視点】日本人大リーガーが過去最多の8人。現時点で考え得る最強メンバーを集めたと思う。井端監督が何度も米国に足を運ぶなど、就任当初から熱心に声をかけ続けた成果だろう。

 前回大会は故障で無念の欠場となった鈴木に期待したい。彼に4番を任せ、1番には出塁率の高い近藤。大谷の前に走者を出したい。その大谷は3番、2番に牧を入れれば左右ジグザグの打線となる。さらに5番は村上、6番は岡本。投手ではチーム最年長の菅野の存在が大きい。球数制限のある中で彼の制球力は大きな武器。投球以外でも、前回のダルビッシュのように投手のまとめ役としての働きも求められる。

 井端監督流の狙いを感じたのがリリーフ投手の人選だ。昨季両リーグ最多セーブの中日・松山、ソフトバンク・杉山を招集せず、7~9回のどこでも任せられるメンバーを選んだ。抑え役を誰とは決めず、臨機応変に起用したいとの表れだろう。過去の大会でも、守護神は戦いが進む中で変わっていった。非常に難しいポジション。各人の負担を減らし、リスクを分散する狙いがあるとみる。

 大切なのは、実際に大会を迎えた時点での状態をいかに見極めるかだ。確かにネームバリューのあるメンバーが集まったが、「名前」だけで起用するのではなく好調な選手を勇気を持って使う。短期決戦では不可欠な要素だ。 

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