【WBC】阪神・佐藤輝明が逆転初選出 超攻撃型オーダーの目玉「戦える喜びと誇りを胸に全力で頑張る」

[ 2026年1月17日 05:15 ]

阪神・佐藤輝明
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 3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの井端弘和監督(50)は16日、出場メンバーの一部を追加発表し、阪神・佐藤輝明内野手(26)ら11人が選ばれた。昨季40発&102打点の2冠王でWBCは初出場。「球界で一番の飛距離」と評した指揮官は本職の三塁に加えて外野での起用も示唆した。期待の本塁打キングが超攻撃型オーダーを組む際の目玉となる。

 待ちわびた舞台への扉が、ついに開かれた。虎の4番として、昨季は両リーグ最多の40本塁打&102打点を挙げて2冠に輝き、リーグMVPも手にした佐藤。3月、いよいよ世界の強者とぶつかる。

 「日本代表に選んでいただき、大変光栄。日の丸を背負って、夢の舞台であるWBCを戦える喜びと誇りを胸に、自分の役割を全うし、全力で頑張る」

 23年11月に参戦した「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」以来となる国際大会が、WBCとなった。最終選考の場といえた昨年11月の強化試合・韓国戦も不参加だった中での逆転選出。井端監督に代表へ引き入れられた大きな理由が、持ち前の長打力と、内外野を無難にこなせる万能性だ。

 「日本の球界では、間違いなく一番の飛距離を持つ選手。そこに確実性も加わってきて、一発長打というところで期待している。内野も含めて、外野も何かあったときと言ったらアレだが(守備は)プランの中では、内野、外野を考えている」

 佐藤の2つの魅力は、攻撃力重視のオーダーでこそ輝く。外野の基本布陣は、左翼・近藤、中堅・周東、右翼には出場が期待されるカブス・鈴木。だが、佐藤がいることで新たな選択肢が加わる。打力勝負の一戦では鈴木を左翼に回し、中堅に森下、右翼に佐藤を配置。この場合、出場表明済みで、一、三塁を任されるホワイトソックス・村上、ブルージェイズ・岡本との先発共存が可能。本職の三塁に加え、外野でも堅守を誇る男だからこそ実現できる。昨秋の韓国戦で中堅テストをクリアした森下とともに、昨季セ・リーグ独走優勝に貢献したスラッガーが、破壊力優先の「夢オプション」で貴重なワンピースを託されそうだ。

 「昨年以上(の結果)を出せると思うし、まだまだ発展途上の選手。40(発)ではなく50(発)、もっともっと目指してほしい」

 井端監督からは、WBCで得る刺激を糧に、さらなる進化を望まれた。佐藤、森下、坂本に昨年12月26日にひと足早く代表入りした石井を合わせ、侍ジャパンの主要3大会では球団史上最多となる4人が選出。役割は問わない。猛虎の枢軸が、置かれた場所で日本のために咲き誇る。 (八木 勇磨)

 ≪昨年3月オランダとの強化試合以来≫
 佐藤の侍ジャパン入りは、昨年3月5、6日に行われたオランダ代表との強化試合以来となった。国際大会に限ると、プロ3年目だった23年11月に開催された「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」以来。当時は全4試合に先発出場して計15打数3安打、打率.200、1打点と苦しんだ。ただ、三塁手の大会ベストナインに選出されるなど守備では連覇に貢献。昨年11月に開催された強化試合・韓国戦には選出されなかっただけに逆転選出となった。

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