広島・滝田ノーモア故障で1軍定着誓う「もっとレベルアップできるように」

[ 2026年1月6日 08:00 ]

広島・滝田
Photo By スポニチ

 新たな年を迎え、昨年10月のドラフト会議で指名された新人たちが各球団の選手寮に入寮する時期がやってきた。毎年新人たちが思い思いの品を持って入寮する光景は恒例となっているが、23年1月から広島を担当している記者が最も印象に残っているのが、23年ドラフト3位・滝田が持参した亡き母・美智子さんの遺影だ。

 ドラフト指名時の胴上げの写真、高校の後輩からの寄せ書きとともに、大事そうに部屋の棚に置いている姿は今でも鮮明に覚えている。「母のことは忘れることはない。近くにいてくれると思って置いている。辛いときもあると思うが、そういう時には写真を見て、心を落ち着かせてやっていきたい」。活躍を誓ってから2年――。滝田は今季の目標に1軍定着を掲げ、飛躍を期した。

 「少しずつ良くなってきている感覚もある。それを継続してやっていくのと、1軍で多く投げるために、もっと上を目指して、全部の球をもっとレベルアップできるようにしていきたい」

 2年目の昨季は7試合に救援登板して防御率2・16だった。セットポジションから前傾姿勢でクイック気味に投げる下半身主導の新投球フォームが奏功して課題の制球も向上。直球の平均球速も、140キロ台前半から150キロに迫るまで上昇した。かねて新井監督も「成長している」と評価しており、今季はさらなる活躍に期待がかかる。

 11月の秋季キャンプでは腰痛を発症して途中離脱したが、すでに患部は完治して練習も制限なく行う。けがの要因は「体の使い方が悪かった」といい、今オフは体幹強化などで筋肉量を上げ、故障予防にも余念がない。まずは状態を万全にして春季キャンプでのアピールを目指す。(記者コラム・長谷川 凡記)

続きを表示

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年1月6日のニュース