元日本ハムのブルージェイズ野球運営部門補佐・加藤豪将氏 岡本和真は「チームにフィットする」

[ 2026年1月5日 01:30 ]

ブルージェイスでアナリストを務める加藤豪将氏
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 球団OBで日本ハムでもプレーし、ブルージェイズの野球運営部門補佐を務める加藤豪将氏(31)が本紙取材に応じ、巨人・岡本を獲得した球団の狙いを解説した。重視している打撃スタイルに多くが合致し、現在のチームに間違いなくフィットすると保証した。

 加藤氏は迷いなく「とにかくブルージェイズにフィットする選手だと思います」と言い切った。「チームはコンタクト率、選球眼、長打力のオールラウンドなオフェンス能力を重視していますが、その点で岡本選手は非常に評価が高い。僕らが求める理想像に当てはまる」と明かした。

 29歳と、他のメジャーのFA選手と比べて年齢的にも若く、米国のベースボールに触れることでの新たな成長にも期待を寄せる。「まだ伸びしろがあり、チームは似たようなオフェンスの特徴を持つ選手を育成した経験があります。その点で本来のポテンシャルを最大限に引き出せると僕たちは信じているし、これからが本当に楽しみ」と待ちわびた。

 ブ軍は多くの選手が複数ポジションを守ることができ、起用法に柔軟性があるのも特長だ。「岡本選手が守備でも複数ポジションをこなせる点は大きなプラスだと考えています」と続けた。

 打撃にはより具体的に「速い球に対しても強い打球を打てる。ゴロを減らし、引っ張った打球をフライで打てる点は、左のスター投手が多いア・リーグ東地区で重要な要素」と言及した。23年のWBCでは、2本塁打7打点と活躍し日本代表の優勝に貢献。「新しい投手に即座にアジャストできる能力は、国際大会での実績を見ても非常に高いレベルにある」と裏付けとした。

 自身は幼少時から米国で育ち、13年ドラフト2巡目でヤンキースに入団。22年にブ軍でメジャー初昇格し、23、24年は日本ハムで内野手としてプレーし、岡本とも対戦した。このオフの面談時にも当時の思い出話を交わしたそうで「岡本選手がサヨナラ二塁打を打った。初球に食らいついた姿は今でも鮮明に覚えています」と明かす。敵として脅威を感じたバットの成功を、信じて疑わなかった。


 ≪日本人対決14カード≫ブルージェイズは2月21日(日本時間22日)にフィリーズとオープン戦初戦を迎える。公式戦は3月27日(同28日)に本拠でのアスレチックス戦で開幕。3カード目の4月2日(同3日)から敵地で村上のホワイトソックスと、6日(同7日)から本拠地で大谷、山本、佐々木のドジャースといきなり相まみえる。同じア・リーグ東地区の吉田のレッドソックスとは27~29日(同28~30日)を皮切りに計13試合を戦う。

 ▽ブルージェイズ ヤンキース、レッドソックスなどと同じア・リーグ東地区に所属し、1977年創設。メジャー30球団で唯一米国外のカナダのトロントに本拠地を置き、チーム名はカナダの国鳥「アオカケス」に由来する。WSは92、93年に2度制覇。本拠地球場は開閉式人工芝ドーム球場のロジャーズ・センター。過去には川崎宗則、青木宣親、菊池雄星、大家友和らがプレー。25年から加藤豪将氏がフロント入りした。

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