日本ハム移籍の菊地大稀と4年ぶりの“再会” 北の大地で「現ドラの星」に

[ 2025年12月21日 08:00 ]

<日本ハム現役ドラフト入団会見>木田GM代行(左)と写真に納まる菊地(撮影・高橋 茂夫)
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 4年ぶりの“再会”だった。菊地大稀投手(26)が現役ドラフトで巨人から日本ハムへの移籍が決まった。21年の育成ドラフトで入団した右腕で、同年は巨人の担当記者をしていた。コロナ禍の当時は、ほぼリモート取材。12日のエスコンフィールドでの移籍会見で対面取材が実現し、感慨深くもあり、時の流れの速さを感じた。

 同学年の巨人・田中瑛はインスタグラムで「優しすぎて怖いぐらいナイスガイです」と紹介していた。受け答えの様子を見ていると本当にその通りだと思う。控えめな性格を自認しているが、同学年の清宮幸の“親友”という設定の「キヨコ」が所属するアイドルユニット「清宮フレンズ」の話題を振られると、大稀(たいき)の名前に引っかけて「僕の友達の“タイコ”に誘われるかもしれないと連絡しておきます。楽しみ」とノリノリで応じてくれた。

 北海道を訪れたのは、今回の移籍会見が初めてだという。その日は札幌市内が大雪で、予定していた帰京便が欠航になるなど、北の大地の洗礼も受けた。ただ、故郷の新潟・佐渡も雪が降る地域。「雪が降ったら、その上でランニングするしかなかったので、よく走っていました」と雪上トレーニングをしてただけに、雪や寒さにはそこまで抵抗はないようだ。

 プロ2年目の23年には自己最多50試合に登板。チームの今季終盤の課題でもあった中継ぎ陣に厚みをもたらすだろう。桐蔭横浜大時代にバッテリーを組んでいた同じ現役ドラフト組の吉田や、同大の先輩である斎藤、巨人でともにプレーした球団スタッフの鍵谷陽平氏ら知人も多く、いち早くなじめそうな環境も整っている。

 移籍を「大きなチャンスだと思っている」と捉える。現役ドラフトで選ばれるのは、旧所属のチームに環境が変われば“大化け”する可能性を見いだされ、さらには移籍先のチームに必要とされるからこそだ。悲願のリーグ優勝を目指す日本ハムで、さらなる成長を遂げて新たな「現ドラの星」になってほしい。(記者コラム・田中 健人)

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