日本ハム ソフトバンクから自由契約の有原獲り参戦!メジャー再挑戦意思尊重 巨人らとの争奪戦に名乗り

[ 2025年12月3日 05:00 ]

ソフトバンク・有原
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 日本ハムが、ソフトバンクから自由契約となった有原航平投手(33)の獲得調査を進めていることが2日、分かった。同日に公示された保留選手名簿から外れてメジャー再挑戦の意思を持つ一方、国内の受け皿としては慰留に努めるソフトバンクの他、巨人も動向を注視。15年から6年間在籍した古巣も加わり、2年連続最多勝でNPB通算98勝右腕を巡って争奪戦に発展する。

 リーグ連覇を許したライバル球団のエースとして、有原は今季まで3年間にわたって先発陣の柱として活躍。そして、2日に自由契約選手として公示された。再び米球界への挑戦を希望している意思を尊重した上で、20年まで在籍した古巣の日本ハムが国内の受け皿として争奪戦に名乗りを上げることになった。

 日本ハムでは19年に15勝で最多勝を獲得するなど6年間で計60勝。球団は20年オフにポスティングシステムで米国へ送り出した。レンジャーズ移籍後の2年間は登板15試合で3勝7敗、防御率7・57に終わり、22年オフに日本球界へ復帰する際もオファーを出した経緯もある。獲得を正式発表した前ヤクルトの西川に続き、16年に11勝を挙げて球団10年ぶりの日本一に貢献したメンバーにラブコールを送る。

 有原もレンジャーズへの移籍が決定した後には「素晴らしい環境で、この球団に入団していなかったら、この状況もなかった」と感謝を述べており、ソフトバンク移籍後も北海道遠征の際は球団フロントへ必ずあいさつへ出向くなど、今も関係は良好だ。

 この日の有原は午前中に、みずほペイペイドームで約3時間の調整に努めた。ソフトバンクとの3年契約が満了時に自由契約となる条件が盛り込まれていたこともあり、国内外の球団との契約が可能になる今後はメジャーへの再移籍を最優先に考えるとみられる。国内ではソフトバンクが残留交渉を継続していく方針を持ち、先発補強が急務な巨人も関心を寄せている中、日本ハムも複数年契約を提示するとみられ、復帰への誠意を伝えていく見込みだ。

 先発陣は今季9勝の北山、同8勝の達と伸び盛りの若手がひしめく。一方で、2桁勝利を挙げたのは、有原と並んで14勝で最多勝と最多奪三振を獲得し、沢村賞に輝いたエース・伊藤のみだった。過去6度の2桁勝利を挙げ、NPB通算98勝と実績十分な右腕が加入すれば、16年以来10年ぶりのリーグ優勝&日本一を目指す来季へ大きな戦力になる。球団は今後の動向を注視していくもようだ。

 ◇有原 航平(ありはら・こうへい)1992年(平4)8月11日生まれ、広島県出身の33歳。広陵時代は3年春に選抜4強。早大から14年ドラフト1位で日本ハム入団、15年に新人王を獲得。21年にレンジャーズ移籍、23年に国内復帰しソフトバンク入りした。1メートル90、100キロ。右投げ右打ち。

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