広島・大瀬良大地が来季2桁勝利を誓う 楽天・マエケンとの投げ合い熱望 年俸2億円+出来高払いでサイン

[ 2025年11月27日 05:45 ]

広島・大瀬良大地
Photo By スポニチ

 広島・大瀬良大地投手(34)が26日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円プラス出来高払いでサインした。10月に4度目の手術を受けた右肘は順調に回復。2年契約の最終年となる来季、広島OBで楽天入団が決まった前田健太投手(37)との投げ合いを熱望し、残り6勝となった節目の通算100勝を通過点として、自身5年ぶりの2桁勝利を目指す。

 約20分間交渉し、現状維持の年俸2億円プラス出来高払いでサインした。右肘痛を抱える中、規定投球回数に届かず登板23試合で7勝9敗、防御率3・48に終わった今季。大瀬良は「言い訳がましくなるので、あまり言いたくない」と前置きしつつ現実を直視した。

 「苦しい中でも、思うようにいかない中でも、結果を残さないといけない立場。できなかったのは力不足、技術不足かなと思う」

 投手陣最年長。球団からは“右肘をじっくり治し、元気な姿で先発陣を引っ張って”と要望されたという。患部は可動域を含め順調に回復している。すでに硬式球を使ったスローを再開しており、距離は20メートルまで伸びた。

 「ざっくりしたプランでは、ブルペンに入れる状態でキャンプインできるのでは、というペースで来ている。そこを目指し、クリアすべきことを一日一日やっていきたい」

 発奮材料がある。新人の14年から広島で2季共闘した前ヤンキース傘下3Aの前田の楽天入団だ。「広島時代はずっと横にいて、お世話になった」先輩OBからの日本球界復帰報告に「“おめでとうございます”と返事させてもらった」とし、思いを新たにした。

 「リーグが違うので対戦は限られると思うけど、せっかくなら投げ合いたい。“ここまで成長しましたよ”という姿を見てもらい、勝てたら最高だなと」

 実現へ、4度目の右肘手術明けでも、先発ローテーションの座は譲れない。クリアすべき数字がある。節目の通算100勝まで残り6勝。「通過点にしないといけない数字」と位置づけ、V奪回のために5年ぶりの2桁勝利を自らに課した。

 「この年齢で4度目(手術)となると、結果が伴わなければキツいと思われる。僕はまだまだやれると思っているし、2桁勝ってチームの力になりたい」

 栗林が挑むなど、し烈な先発枠争い。34歳は勝ち抜き、向上、円熟した投球で内外に完全復活を宣言する。 (江尾 卓也)

続きを表示

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年11月27日のニュース