ソフトバンク 有原航平「行きたいなぁと…」メジャーについて少年少女から直球質問

[ 2025年11月23日 06:00 ]

子供たちの質問に答えるソフトバンク・有原(撮影・岡田 丈靖)
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 小学生290人に胸中を正直に伝えた――。ソフトバンク有原航平投手(33)が22日、球団の野球教室「ベースボールキッズ 2025」に参加した。近藤健介外野手(32)、柳田悠岐外野手(37)らとタマスタ筑後に登場。2年連続の最多賞右腕はキャッチボールの指導を担当し、質問コーナーでは少年少女のストレートな問いに対してメジャー再挑戦への意欲を語った。

 有原は軟式球だけではなく、少年少女と言葉のキャッチボールも交わした。「投げ方は人それぞれでいいけど守備で大事なのは送球」と290人の小学生に相手の胸をめがけて投げる大切さを伝え、実演もした。各グループが入れ替わる際に質問コーナーにも応対。“敏腕記者”と化した小学生の直球質問に対し、素直に語った。

 「メジャーリーグはどう見ていますか?」と問われると「おっ!いいねー」と返して笑顔で言った。「行きたいなぁと思っています」。その言葉には拍手が沸き起こった。

 質問は止まらない。「憧れのピッチャーは誰ですか?」との問いには「ダルビッシュ(有)さんですね」とパドレスに所属する39歳の現役メジャー右腕の名前を挙げた。イベントのラストには来場選手全員に対する質問コーナー。「一番思い出に残ってる試合は?」と聞かれた。近藤は侍ジャパンでのWBC優勝、柳田は14年の劇的なリーグ優勝を挙げたが、有原はMLBで感じた衝撃を語った。

 「アメリカで初登板したときですね。国歌を聞いてテレビで見ていた感じだなと。とても思い出深いです」

 21年4月3日(日本時間4日)にレンジャーズでメジャー初登板初先発。5回6安打3失点で勝利投手の権利を手にしたが、救援投手が逆転を許し、初白星は消えた。日本ハムからポスティングシステムを利用し、メジャー挑戦。2年間で3勝7敗、防御率7・57。右肩の手術もあり、納得する投球ができなかった。そして今季限りでソフトバンクとの3年契約は満了。3年連続2桁勝利、2年連続最多賞に輝いた右腕は、視界にある海の向こうの話題を伝えた。

 小学2年生から友人の誘いもあって野球を始めた有原。野球教室には1、2回参加した覚えがある。「西山さんに教えていただきました。小学校まで来てくださったような」。当時・広島の西山秀二氏が丁寧に接してくれた。そして33歳となった自身も真っすぐな子供たちと正面から向き合い、正直に胸の中の思いを伝えていた。 (井上 満夫)

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