広島ドラ6・西川篤夢 「鳥谷選手に憧れ」鉄人ロード突き進む 強靭な体武器に高卒1年目から1軍狙う

[ 2025年11月18日 05:05 ]

仮契約を結んだ広島のドラフト6位・西川
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 広島からドラフト6位指名を受けた神村学園高伊賀・西川篤夢内野手(17)が17日、名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金2500万円、年俸450万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。1年目の目標に「1軍出場」を掲げ、鉄人魂で、近い将来の遊撃レギュラー奪取を誓った。

 鉄人ロードを突き進む覚悟だ。仮契約後の会見で、西川は言葉に力を込めた。

 「(1年目は)1軍で出る目標を持ちながらも、体づくりをしていかないといけないと思う。けがをしない中でフル出場できるのが一番。けがをしない体づくりをしながら、試合に年間通して出られるようにしたい」

 野球を始めた小学3年から一度もけがをしたことがない。「それが強み」。そう胸を張るように、体の強さには自信がある。その土台を構築したのが走り込みだった。高校の練習では塁間の100本ダッシュが日課。さらに帰宅後も自宅近くにある約50メートルの坂道を往復した。一日平均20~30本のダッシュを敢行。その努力が、強靱(きょうじん)な肉体を支えている。広島には、2215試合連続出場の衣笠祥雄や1492試合連続フルイニング出場の記録を持つ金本知憲ら鉄人を生んできた土壌もある。そんな偉大な先輩と同様、未完の大器には憧れの存在がいる。

 「鳥谷選手に憧れていました。鼻の骨が折れても、次の日には試合に出たりとかしていましたし、プレッシャーがかかった場面でも盗塁をしたりとか、気持ちが強い。自分も全力でやっていきたい」

 目標は遊撃手として歴代1位の667試合連続フルイニング出場を果たした鳥谷敬だ。遊撃手として、そして精神的な強さにも魅了された。チーム内には小園、矢野ら20代の若手選手たちが高い壁となって立ちはだかる。年齢の近い先輩たちからプロの技を吸収しながら、近い将来には遊撃のレギュラー奪取を期した。

 「同じポジションの小園さんや矢野さんからは学ぶこともたくさんあると思う。自分の引き出しを増やしていって、(いずれ)必ず自分が広島の遊撃レギュラーになれるようにやっていきたい」

 より高みを目指し、小学5年から中学3年までは県外のクラブチームで白球を追った。父・大輔さん、母・ひとみさんが毎週末、三重県内の自宅から練習場まで1時間半の道のりを車で送迎。プロの扉を開けたのも、支えてくれた家族のおかげだ。「テレビでも見てもらえるような選手になりたい」。感謝と恩返しを果たすためにも、金の卵の目標がブレることはない。(長谷川 凡記)

 ◇西川 篤夢(にしかわ・あつむ)2007年(平19)12月28日生まれ、三重県伊賀市出身の17歳。1メートル84、77キロ。右投げ左打ち。小学3年時に軟式・緑ルーキーズで野球を始める。5年時から愛知県の稲沢中央ボーイズでプレーし、中学は大阪箕面ボーイズに所属。野球教室「夢道場」の中3アカデミーを経て、高校では1年の春からベンチ入り。甲子園出場なし。趣味はサウナ。好物は炭火焼き鳥のもも。大事にしている言葉はグラブの刺しゅうにも入れている「感謝」、「恩返し」。好きな芸能人は木村拓哉。ダウンタウンの浜田雅功。

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