ロッテ・サブロー新監督 “理想の野球”で初陣白星!サブローチルドレンが躍動

[ 2025年11月16日 05:30 ]

練習試合   ロッテ3―1広島 ( 2025年11月15日    都城 )

<ロッテ・広島>3回、生還した小川(背番号57)を迎えるサブロー監督(右から2人目)
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 ロッテのサブロー新監督(49)が初陣を白星で飾った。秋季キャンプを行っている宮崎県都城市で初対外試合となる広島との練習試合に臨み、3―1で逆転勝ちした。3投手の継投で広島打線を1点に抑え、打線は好走塁を得点に結びつけた。「1点を守り勝つ野球」を掲げる指揮官が思い描くチーム像が見えた勝利だった。

 秋深まる都城でサブローチルドレンが躍動した。1―1の3回だ。2死一塁から山本が中前打を放つ。一塁走者の小川は中堅手の動きを確認すると、スピードを緩めることなく一気に三塁へ。続く山口が四球を選んで満塁とし、寺地の左前適時打で2者が生還して2点を勝ち越した。

 2死一塁から好走塁が生んだ複数得点。サブロー監督は「ああいう走塁できたら2死からでも点が入る。(山本)大斗もね。いい当たりのレフト前で二塁から還ってこられた。ああいうのが大きい。そこを目指しているので良かったと思います」と目を細めた。

 走塁は指揮官が就任会見で挙げたチームの課題の一つだ。秋季キャンプで新任の松山チーフ内野守備走塁コーチや、三塁コーチャーを務める伊志嶺外野守備兼走塁コーチらが徹底的に指導してきた。指揮官は「今季はヒット8、9本打っても点を取れるか取れないかの打線だったけど、走塁でちゃんと点が取れた。成果は出ているかな」と収穫を口にした。

 寺地は2回にも無死一塁から右中間へ同点の適時三塁打を放っており、2安打3打点の活躍。逆転機をつくった山本とともに、昨年は2軍監督だったサブロー監督から徹底的に鍛えられた愛弟子たちだ。この日は8月27日のオリックス戦以来の捕手で出場し、外野手の山本は挑戦中の三塁で起用された。シーズン中はなかった1番・高部、2番・藤原の組み合わせなどまだ手探りではあるが、1点をもぎ取り、投手陣が失点を抑えていくスタイルは見えつつある。

 「最初の試合でしっかり勝てたのは良かった。ただ僕個人としても、チームとしても、埋めていくところはあると思うので」と寺地。決して緩めない20歳の表情は、最下位からの逆襲を誓う指揮官の教えが浸透していることを物語っていた。(大内 辰祐)

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