【侍ジャパン】西川&佐々木が計4打点!「青学大ドラ1コンビ」躍動で日韓戦10連勝

[ 2025年11月16日 05:00 ]

強化試合   日本11―4韓国 ( 2025年11月15日    東京D )

<日本・韓国>4回、同点適時2点二塁打を放つ西川(撮影・木村 揚輔)
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 侍ジャパンは15日、韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」に臨み、11―4で快勝し日韓戦10連勝を飾った。4回に3点を先制されたが、その裏に西川史礁外野手(22)が同点の2点二塁打。5回には佐々木泰内野手(22)が左前への2点打で続いた。青学大からドラフト1位で入団したルーキーコンビが計4打点を挙げて宿敵を下し、来年3月のWBCへ向けたサバイバルはますます激化しそうだ。

 再び着た同じユニホームは侍ジャパンだった。24年ドラフトでともに1位指名された西川、佐々木の「青学大ドラ1コンビ」が輝いた。1年ぶりに勝利のハイタッチを交わし、笑みが広がった。

 「しっかりセンターから右方向に強い打球を打とうと思って入って、1球で結果につながって良かったです」

 4万1631人の観衆を先に沸かせたのは西川だ。1―3の4回2死二、三塁。2番手右腕の初球137キロスライダーをフルスイング。右翼線を破る同点の2点二塁打で振り出しに戻した。3回の第1打席は相手先発の初球152キロ直球を捉えてチーム初安打となる右前打で出塁していた。「(両打席とも)初球ではじき返せたのは良かった」と誇った。

 7―3と勝ち越した5回無死満塁では佐々木も続いた。「ここだと思って初球から思いきっていけた」と左前2点打を放って侍初安打、初打点を記録。大学時代は「ライバル」と語ってきた西川の前で負けていなかった。

 青学大時代、先に頭角を現したのは佐々木だった。1年春のリーグ戦で4本塁打。2年秋には頭部に打球を受けるアクシデントもありながら全試合4番でチームをけん引した。一方の西川は2年を終えた時点で出場は11試合のみ。「何かを変えないと佐々木には追いつけない。俺と一緒に練習してくれ」と同年オフにはまさかの“弟子入り”を志願。それから2年間、室内練習場を出るのはいつも2人が最後だった。

 昨年3月には西川が“飛び級”で侍ジャパンのトップチームに選出され、欧州代表との2試合に出場して計7打数3安打。大勢のプロの中でチーム最多安打と存在感を示した。リーグ戦中でも練習後に2時間、一緒に打撃マシンで打ち続けるなど、切磋琢磨(せっさたくま)した先にともにドラフト1位でのプロ入りが待っていた。

 試合前には牧が「WBCに向けていい試合をしよう」と円陣で声を出して結束を高めると、ルーキーコンビの活躍もあり韓国戦はこれで10連勝。来年3月のWBC、さらにはその先の28年ロサンゼルス五輪では主軸としても期待され「こういうレベルの高い投手たちとやれるのはこれからのいい経験になりますし、明日も打てるように頑張りたい」と西川。ともに今回は追加招集から、結果を残した。頼もしい2人の22歳が代表定着へ力強く名乗りを上げた。(村井 樹)

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