現役時代をともにしたヤクルトOBが語る石川雅規の凄さ「ヤクルト投手陣で一番球が怖いなと思った」

[ 2025年11月14日 15:30 ]

スタンドのファンに手を振るヤクルト・石川(左)と館山(13年撮影)
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 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(木曜後10・00)が13日に放送され、現役時代それぞれ17年間、14年間とヤクルトひと筋にプレーした館山昌平氏(44)と西田明央氏(33)の元バッテリーコンビがゲスト出演。来季でプロ25年目を迎える球界最年長選手のヤクルト・石川雅規投手(45)について語った。

 まずは1学年先輩にあたる石川に対して「努力の天才」と称した館山氏。「こういう努力の仕方があるのか…」と胸を打たれたことがあるそうで、それはキャンプ中に投手陣が入るブルペンでのこと。

 「だいたいの選手はピッチングをしたら、その日が良くても悪くてもその反省は次のピッチングまで先延ばししちゃうんですよ。(肩肘の消耗を考えると)なかなかたくさん投げられない。100球投げました。その反省は頭の中でしたり、イメージをした中で次のピッチングの時にはこういうことやろう、ああいうことやろうで終わるんですけど。石川さんは午前中にピッチングしたら、その日のうちにもう一回ピッチングするんです。報道陣がほとんどいない中で黙々と200とか300(球)とか投げるんです。で、その反省を生かして次の日またピッチングするんです」

 “小さな大投手”石川が見えないところでしている地道な努力の積み重ね。同年代の館山氏はしっかりとそれを見ていた。

 「球数制限とか今いろいろありますけど、強弱をつけながらたくさん投げられる技術がある人は、恐らくたくさん投げても大丈夫だと思います」とも語った。

 また、昨季限りで現役引退するまで石川のボールを受けていた西田氏は「14年間ヤクルトの投手陣受けさせていただいて一番球が怖いなと思ったのは石川さん」と断言。

 石川と言えばシンカーだが、「速いシンカーと遅いシンカーがあるんですけど、変化が本当に不規則なので。ランナーが三塁にいる時に緩いシンカー(のサイン)を出すのが怖いなって時期はありました。2ストライク追い込んでからのシンカーは一番怖いなっていう印象的なボールですね」。バッテリーを組む捕手が怖いと思う魔球。打者は打ちづらいに違いない。

 また、石川の性格について西田氏が「ああ見えて試合中はガーッ!と熱くなっちゃうんで、こっちがしゃべっても“本当に聞いてるのかな?”っていうぐらいになっちゃうので、話しかけるというよりはマウンドに行く時は間(ま)を空けてあげるって感じで」と説明すると、館山氏も笑顔で深くうなずいていた。

 石川は来年1月で46歳。ここまで通算188勝をマークしており、目標に掲げる200勝に「あと12」と迫っている。

 

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