阪神ドラ5能登嵩都 未来のエースだ 村上の制球力、青柳の漫画好き、メッセのラーメン好き“全部乗せ”

[ 2025年11月14日 05:15 ]

阪神の吉野担当スカウトから帽子をかぶせてもらうドラフト5位のオイシックス・能登
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 阪神からドラフト5位指名を受けたオイシックス・能登嵩都(しゅうと)投手(24)が、新潟県新潟市のホテルで契約金3500万円、年俸660万円で仮契約を結んだ。座右の銘である「天下無双」を果たすべく、歴代エースのサクセスロードを追いかける。

 「負けず嫌いなので。自分が一番になれるような努力をしていきたいです」

 まず、照準を定めたのは村上の制球力だ。日本シリーズの第1戦をテレビ観戦。内外角ギリギリを狙う投球にに目を奪われた。

 「僕はそこまで制球が良くないので。そこを高めるようなコツは聞いてみたいです」

 自身は途上の真っただ中にある。オイシックスに加入した昨季は、83イニングで54四死球。制球難の課題克服に取り組んだ今季は、128イニングで51四死球と改善が見られた。同じドラフト5位指名ながら、リーグの投手3冠まで上りつめた右腕。極意の一端を学ぶ構えだ。

 「天下無双」は漫画「バガボンド」の作中から拝借した。阪神で漫画好きと言えば、現ヤクルトの青柳が知られるところ。能登があやかりたい共通項は、これだけではない。

 「ラーメン好きなのでお気に入りの店舗を行けるだけ行きたい」
 残り少ない新潟での生活を問われた際、真っ先に出てきた話題がラーメンだ。「長岡生姜醤油」や「燕背脂」など種類も豊富。入寮前にお気に入りの店をめぐり、食べ納めしているという。10年から19年まで在籍したメッセンジャーも愛好家。虎とラーメンの相性は悪くない。

 今季、イースタン・リーグでは最優秀防御率、最多勝、最高勝率、最多奪三振の4冠に輝いた。「(1軍でも)目指せるように。伸ばせるところはもっと伸ばしていきたい」。実現への近道は、村上+青柳+メッセンジャーの“全部乗せ”によるパワーアップ。プロ入りする以上、トッピングはケチらない。
(松本 航亮)

 ◇能登 嵩都(のと・しゅうと)2001年(平13)9月29日生まれ、北海道出身の24歳。神居小3年から神居少年団で野球を始め、神居中では旭川大雪ボーイズでプレー。旭川大高(現・旭川志峯)では3年夏に甲子園出場。桐蔭横浜大ではリーグ戦通算3試合に登板。24年にオイシックス入団。今季イースタン・リーグで防御率、勝利、勝率、奪三振の4冠。1メートル84、88キロ。右投げ右打ち。

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