楽天・辰己 国内FA決断! ポスティング認められずも「そこを諦めたとかではない」

[ 2025年11月12日 05:30 ]

楽天・辰己涼介
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 楽天の辰己涼介外野手(28)が11日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する手続きを行った。今オフ、ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を球団側に直訴するも認められず、申請期間最終日にFA権行使を決断。メジャーへの思いも改めて口にした。

 熟考に熟考を重ねた辰己が、球団に申請書類を提出した。「総合的に判断した。野球がうまくなりたい。楽天を含めて、必要としてくれるチームがあるかとか、権利を行使した上で考えたい」と語った。

 辰己は23年オフの契約更改で「メジャーに挑戦できるような圧倒的な成績を残して貢献したい」と将来的な志望を表明。昨季は自己最多158安打で初タイトルとなる最多安打を獲得したが、7年目の今季は114試合で打率・240の不振だった。それでもシーズン中からポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を球団側に直訴。数度の話し合いの結果、認められることはなかった。

 順調であれば27年には海外FA権を取得するが、その後も「一番いい時に行きたい。いろいろな要素を踏まえても今年しかない」とあくまでも今オフのメジャー挑戦を望んでいた。この日も「そこを諦めたとかではない」と説明した。制度上は国内FA権とポスティングシステムの同時利用は可能だが、球団側が今後もポスティングを認める公算は小さく、残留に向けて引き続き交渉を継続していく方針だ。

 辰己は立命大から18年ドラフト1位で楽天に入団。「外れ(1位)ではあるんですけど、石井(GM)さんに(当たりクジを)引いてもらってから7年。最短でFA権を取得できたことを誇りに思うし、自分があるのは関わってくださった皆さんのおかげでもある。いろんなことがあって、凄く充実した7年間です」と感謝した。

 シュアな打撃だけでなく、中堅手として21年から4年連続のゴールデングラブ賞に選出された名手。さらに昨年のゴールデングラブ賞の表彰式では全身金色のド派手コーデで登場した球界きってのエンターテイナーだ。辰己はどのチームのユニホームに袖を通すのか。その行く末はいかに…。(花里 雄太)

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